Stories #4

『涼』を味わう

貴珀

暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

ポンテせとうみでは、日本の夏を代表する手延べそうめんを数多く取り揃えております。

瀬戸内地方である香川県の小豆島には「手延べそうめん」という名産品があります。小豆島の手延べそうめんの特徴は、製麺時に小豆島の名産品であるごま油を練り込むこと。ほのかに香るごま油が、食欲を増大させます。

今回は小豆島のそうめんの歴史から,おすすめのそうめんまでご紹介していきます!

小豆島とそうめん

小豆島とそうめん

小豆島のそうめんの歴史は今からおよそ400年前にもさかのぼります。

小豆島池田村の村民が大和の三輪(奈良県)に立ち寄った際に、そうめんの製造技法を学び、小豆島に持ち帰ったのが始まり。

それから小豆島素麺同業組合の初代組合長らは、三輪に何度も通って技術を習得し、島にそうめん作りを広げたそうです。

小豆島には、小麦の栽培に適した気候や瀬戸内海の塩、そうめん作りに必要なごま油が豊富にとれるなど、そうめん作りに最適な気候風土があります。

この環境のおかげで小豆島のそうめんは、日本3大素麺のひとつとなりました。

スタッフお勧めのそうめん

○甚助 大吟醸貴珀 540円(税込)

一般のそうめんは小麦全体の約60%を使用して作りますが、「大吟醸貴珀」は良質なでんぷんが多い小麦全体の30%の中心部のみを使用しています。つるつるとした舌触り、粘りのあるもちもち感のある洗練された味わいを楽しむことができます。



○銀四郎麺業 オリーブそうめん 648円(税込)

小豆島でごま油の他に有名なものといえば、オリーブ。昔ながらの手延べ製法と、小豆島産100%のオリーブ油を掛け合わせてあります。茹でると鮮やかなオリーブ色で、香りなどに癖はなく、ツルツルっと食べ切れちゃいます!